テーブルの脚をアイアンできれいな形にしたいと考えた時に頭に浮かぶのはフランスの建築家ジャン・プルーヴェのデザイン。
その有機的な形に東京タワーやエッフェル塔のように細かい線が重なった繊細さ、「そんな形で壊れないの?」というバランス感。
その要素を取り入れたいと思い形を考えていきました。
ブーメランのような形をした5枚の鋼板が中心に向かっていくけど中心は接していない。
それを支えるかのように細いパイプが重なっていく、自転車のスポークがねじりを入れたり溶接して剛性を出すように。そしてこの形が出来上がりました。
木材の表情の美しさと金属の特性を活かした複雑な造形の美しさを込めたテーブル「Libra」。
ご存知の通り「天秤」の意味です。バランスを大切に考えた形ということと、デザインしたイマイダイスケもてんびん座なのです。
直径1300mm、厚み25mmのナラ板目材の天板に、レーザーで切り出した鋼材の羽を細い糸で編むようにパイプを交差させて緊張感を生み出した円卓です。スチール部分のカラーはマットブラックで、メラミン焼付塗装仕上げになっております。
5~6人で十分に食事ができます。
JID(日本インテリアデザイナー協会) AWARD2017 NEXTAGE部門受賞しました!
こちらは受注後に製作されるテーブルとなります。
*送料はクロネコヤマトさんの「家財宅急便」のDランクの料金になります。