牛革をタンニンでじっくりと鞣した革で仕上げた江戸前な男財布です。
天然のタンニン(ミモザという木材から抽出されたもの)で鞣すということは、通常のクローム鞣しと違って3倍ほどの時間がかかりますが、環境を壊すことがなく、エコな素材と言えるのです。
仕様:表はシンプルに花菱紋が一箇所、開くと左右にカード刺しが四箇所、そしてこの財布の一番の売りは札入れに貼られた江戸小紋です。
持ち主しだけの贅を十分に楽しめます。
「見えない処に贅を尽くす」、これが江戸より受け継ぐ平成の粋なのです。
そして粋な贅を盛り上げるもう一つの役者は房飾りと蜻蛉玉です。房飾りは江戸小紋の着物に合わせて使われる帯留め紐。勿論正絹で、職人にオリジナル柄で組んでもらいました。また、蜻蛉玉は東十条の職人にブランドオリジナル柄で焼いてもらいました。房や蜻蛉玉には邪気払いという意味があり、道中の安全を願ってのお守りなのです。